『マクロスΔ』感想。

 

当時最後まで見れなかったので、改めて見てみたけど面白くなかった…。

気になった点は。

・主人公のパイロットになる理由が希薄。

・事あるごとに風・ルンって言うけれど、寒い。

・全体的に話が安っぽい。

・時代的に仕方ないにせよ、安易なアイドル路線。

・主人公たちのキャラが薄いからか、ミクモのキャラ・立ち位置が中途半端。謎だった部分はもっと視聴者の興味を引くようにしないと、話の流に邪魔な存在にすら感じた。

・女性人気をとるためであろう、二枚目の騎士団設定。

・時間がないって言っているけれど、王の時間(寿命)とかではなく、あの2人の時間のことで、非常に個人的な都合だった。

・色んな人種を出した割に、あんまり必要性…といか、生かしきれてないと感じた。

・1機失って戦力低下は明らかなのに、増強しないのがありえない。

・ヘルメットはしてるのにシートベルトはしていない。

・他とEDの映像は変わったことしたいという若手の考えが見え見えで痛い。

・ED曲中の声が裏返るところがとても不快。(マイクのハウリングのような不快感)

・というか、本編の演技でも声がかすっかすなので、ところどころハウリングのような不快感がある。

・ハヤテのヴァール化の克服が、はっきりとした理由がなく、要は気の持ちよう・根性w

・終わり方が中途半端。 結局ウィンダミアとどうなったのかが不明。

・主人公に恋愛感情が欠落しているのか、最後までヒロインの二人が勝手にドキドキしているだけで、マクロスのテーマの一つの三角関係はほぼ成立していない。

・主人公の恋愛描写が最後だけ表現されていて、取って付けたようないきなりの告白。

・ファイヤーバルキリーの指をさすポーズが意味不明。

・後期OPは最後まで未完成映像?

・本編と同じように現実でもシンデレラストーリーをやろうとするのは二番煎じで、見飽きているし、Fのように圧倒的な歌唱力と独特の歌声が魅力のMay'nのような人材がいないので、前作から劣化した印象しかつかない。

 

まぁスポンサーからああだこうだ言われたのかもしれないけれど、特に盛り上がらずに終わった……。

 

まとめると、あらゆる発想が安易。

サテライトや河森さんに幾らお金が入っているのか知らないけど、現実でもシンデレラストーリーをやろうとするのはもうやめたら?

ヒロインの一人は前作と同じ感じなので触れないけれど、JUNNNAに関しては今は歳の割に歌が上手いってだけで+αがないので、若くなくなったら周りからチヤホヤされなくなるので、May'nのような経歴をたどるのは難しいと思う。

まずは魅力ある作品づくりに軸を置いてほしい。

 

良かったところは

・キャラデが美樹本晴彦さんの雰囲気を出せている。

・ちゃんとヒロインのどっちかを選んだ。

前進翼好きとしては、今回のヴァルキリーは好印象。

・CGの進化。

くらいかなぁ。

 

映画はどうなんだろうね…。